不動産投資ローンを組む前に意識したい2大ポイントとは?

不動産投資ローンを組む前に意識したい2大ポイントとは?

公開日:2019/01/16

不動産投資ローンを組む前に意識したい2大ポイントとは?

不動産投資を始める際、よほどの資産家でもない限り「ローン」を利用する方が多いのではないでしょうか。不動産投資はローンを組みさえすれば少ない資金で始めることができるため、利用できるようならぜひ活用したいところです。しかし、ローンを組む場合は事前にメリット・デメリットを把握したうえでいくつかのポイントを押さえておく必要があるでしょう。今回は、不動産投資において特に重要な2つのポイントをご紹介します。

 

 

不動産投資ローンのメリット・デメリット

思わぬリスクを抱えることなく不動産投資を成功させるため、まずはメリット・デメリットをしっかり把握する必要があります。いざ不動産投資を始めてから不安になることがないよう、しっかり特徴を理解しておきましょう。

 

 

不動産投資ローンのメリット

不動産投資ローンを組む最大のメリットは、冒頭でも述べたように「少ない資金で不動産を購入できる」という点です。自己負担額は少ないにもかかわらず、投資がうまくいけば高い利回りが得られるなど、レバレッジを効かせられるのが大きな魅力といえるでしょう。また、ローンを組めばお気に入りの物件をすぐに購入できるので、購入資金をためている間に目をつけていた物件が買われてしまった……というケースを防ぐことができます。

 

 

不動産投資ローンのデメリット

不動産投資ローンのデメリットとしては、たとえ入居者が増えず不動産収入が得られなかったとしても、ローン返済は発生するという点に尽きるでしょう。基本的には家賃収入の中からローンを返済していく形となりますが、もし収入より返済の額が上回った場合は自分の貯金から支払う必要があります。加えて不動産を売却する際に売却額が残債金額を下回ってしまったときにも、同様に貯金を切り崩さなければいけません。ただし、リスク管理さえしっかりしておけば、こうした事態に陥ることは少ないといえます。

 

 

金融機関を選ぶポイント

不動産投資ローンを組む際、重要となるのが「どの金融機関のローンを選ぶか」です。金融機関によってローンの審査基準は異なるため、どこがもっとも自分を高く評価してくれるかを見極めなければいけません。ここで注意しておきたいのが「不動産投資ローン」と「住宅ローン」の違いです。

 

住宅ローンであれば、基本的にメガバンクや住宅金融支援機構を利用するケースが多いですが、不動産投資ローンの場合、これらの金融機関は非常に消極的な姿勢を見せるため、融資を受けるのは簡単ではありません。そのため、不動産投資ローンを組むことを考えるなら、メガバンク以外の金融機関を選んだ方がスムーズに物事が進みます。

 

不動産投資ローンの種類についても、理解しておく必要があるでしょう。主に不動産投資会社が調整をしてくれる「提携ローン」と自力で探す「金融機関ローン」の2種類があります。投資初心者のうちは、提携ローンを選択しておいた方が無難です。提携ローンを組むための不動産会社を探す際は、なるべく実績豊富な会社を選択するようにしましょう。

 

 

審査基準を通りやすくするポイント

不動産投資ローンを組む際には、審査を通過することが求められます。金融緩和で以前より審査基準は下がっているものの、希望通りの融資を受けるにはさまざま条件をクリアする必要があります。

 

 

貯金

融資する金融機関がなにより重視するのは、返済能力があるかどうかです。そのため、貯金があればあるほど希望通りの融資を受けられる可能性は高いといえるでしょう。この部分をクリアしていれば、その他の条件を満たしていなかったとしても、審査を通過できる可能性があります。

 

 

勤務先

融資する金融機関にとって、安定性は非常に重要な判断要素となります。そのため、勤めている会社が上場企業であり、なおかつ経営が安定しているところであれば、審査に通りやすくなるといえるでしょう。また、勤務先での「年収」も大きなポイントです。一般的に、融資をするかどうかや融資額についての判断は、年収が「500万以上」であるかが判断基準となります。

 

 

購入予定の不動産

金融機関に審査されるのは人だけでなく、購入予定の「不動産」も対象となります。購入予定の不動産周辺にある取引実績などから収益性を判断され、収益性が高ければ高いほど評価も上がっていきます。ただし、金融機関が評価する収益性は実質利回りであることを理解しておいた方がいいでしょう。

 

 

まとめ

不動産投資ローンの利用はポイントさえ押さえておけば何も問題ありませんが、初めての場合は不安も多いかもしれません。そんなときは「建設若菜」までご相談ください。不動産事業のプロであるアドバイザーが、しっかりとお話を伺ったうえで、実践的かつ的確なアドバイスをいたします。不動産投資の成功確率を少しでも上げたいと考えている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

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監修者情報 代表 中村 康平(なかむら こうへい) 代表 中村 康平(なかむら こうへい) 私たち「建設若菜」は、空き家の不動産投資に焦点を当て、家を通じて社会への貢献を目指しています。相互扶助の精神を大切にし、お客様の空き家に関する課題に真摯に向き合い、最適な提案を行います。物件に関するご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。 会社概要・お問い合わせはこちら>>